● 白質病変とまだら認知症の予防
こんにちは、若林です。
「たけしの健康エンターティンメントみんなの家庭の医学」で白質病変とまだら認知症の説明がありましたので、少し説明します。
白質病変は脳の細い血管が硬くなり、自由に収縮あるいは開いたりしなくなり調整が悪くなって、その部分の細胞の中に水分が増えている状態です。
MRIで撮影すると脳の中で白くなって写っているところが白質病変です。
この状態になると、脳の神経細胞の情報の伝達が悪くなって、物忘れなどの症状があらわれます。
これを放っておくと血管性認知症になるので、白質病変はできるだけ早く見つけることが認知症の予防になります。
白質病変の3つのサイン:
・まだら物忘れ
・ちょっとした段差につまずく
・食事の時に咳き込む
白質病変は50歳ぐらいから少し出てきて、60歳以上で増えていきます。白質病変は日本人の70%ぐらいの割合にできるそうです。
白質病変から認知症になるのを防ぐには血圧を下げることが重要です。
白質病変から血管性認知症に進むのを防ぐには、次のようなことがいいそうです。
・1日30分散歩する
・地中海料理を食べる
地中海料理はオリーブオイルが使用され、魚介類が多く、クルミなどのナッツ類が多く含まれています。
これらはオレイン酸やDHA、EPAが含まれていて高血圧や動脈硬化の改善硬化が認められている栄養素です。
私はお昼に野菜や、魚介類、ナッツ類を食べ、30分以上は散歩していますが、日常生活で簡単にできることを続けると予防につながりますね。
気功を学んで体の気の流れを改善することも病気や認知症の予防につながります。生活習慣の改善は気づいたらすぐにやることが認知症予防になりますね。