京都市、工芸家

今まで大病などしたことのなかった私が３ヶ月ほど前から、自律神経失調症の症状にみまわれ、日に日に悪化し、寝込むことが多くなりました。

病院からの投薬での治療が始まった頃、薬漬けになることを心配した姉がこちらの教室へと、つれて来てくれました。

人ごみへ出る恐怖や、気分の悪さ、思考力の低下で、ボーとしたまま、何の予備知識も持たず受けはじめた講議でしたが、わずかずつですが興味が持て、疑問がわき、質問をするようになってゆきました。

それと同時に進められる調気光などの実習に帰路には、元気をとり戻しつつある自分を見出すことができました。

ヒーリングという言葉を単に癒すことと、とらえていましたが、身体や気持ちのヒーリングによる効果は幅広く、奥深く、潜在意識から、自分改造へ、そして円滑現象へと続き、過去、現在そして未来への自分さがし、自分づくりへと、つながってゆくのでは、と考えられるようになりました。

型や考え方へのこだわりを捨て、自分なりのペースで理解し、実践を進めてゆけることに、私にも、やれるかな、やってゆけるかなという思いになりました。

回を重ね、一応の最終講議を終えましたが、まだまだこれから繰り返されるであろう勉強の中で、理解を深め、自分への認識をよりはっきりとしてゆけるのではと思っています。