● 認知症を予防する脳の鍛え方
こんにちは、若林です。
今日は認知症を予防する脳の鍛え方についてお話します。
行動しながら記憶することを「ワーキングメモリー」と言います。簡単に言うと「脳のメモ帳」のことです。
ワーキングメモリーの調子がいいと、
- 相手に聞かれた質問を覚えておくことで質問に答えることができます。
- 読書でも登場人物や、前のページで読んだことを覚えておけるので、文脈が理解できます。
ワーキングメモリーがうまく働かないと、
- 2階に手帳を取りに行ったのに、途中で何をしにきたのか忘れてしまいます。
- テレビの番組が理解できません。
- スーパーに卵を買いにいったのに、忘れてしまいます。
というようなことが起こります。
でも安心して下さい。ワーキングメモリーは放っておくと衰える一方ですが、この機能は鍛えることができます。
では、ワーキングメモリーの鍛え方について説明します。
- 次の質問をします。
- 14-6=?
- 今日は何月何日ですか?
- 国の名前を3つ言ってください。
- 最初の問題の答えは何でした?
- 今日は何曜日ですか?
- 先程言われた3つの国で最後に言った国の名は何ですか?
4と6に正解できるのが、ワーキングメモリーです。
- 9、3、1、7、3 を言葉で伝え、反対に数字を言ってもらう。
- 5文字ぐらいの単語を言って、それを反対に読む練習をする。
間違ってもいいので、脳を使って思い出す練習を毎日するとワーキングメモリーが鍛えられます。
ワーキングメモリーの機能を早く回復させるには、脳を集中的にヒーリングすると効果があります。
認知症改善コースでは、妄想や幻覚、おとなしくさせる、依存や執着を改善する方法や脳の血流を改善する方法など中心に学ぶことができます。