● 血液検査で軽度認知症(MCI)になるリスクを発見
こんにちは、若林です。
国内の認知症患者数は現在462万以上いて、10年後の2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると予測されています。
アルツハイマー病では、発症の20年くらい前から、病気の要因の一つであるアミロイドベーターペプチドが脳内に蓄積するといわれています。
認知症を発症させないためには、アミロイドベーターペプチドが蓄積しないように予防し、早期に治療することが重要です。
2015年の4月から約600の医療機関の血液検査で将来の認知症リスクが検査可能になりました。
この検査方法は血液中に含まれる3つのタンパク質(アポリポタンパク質、補体タンパク質、トランスサイレチン)の血液中の変化を検査することで認知機能低下の可能性を測定します。
これらのたんぱく質はアルツハイマー病の原因となり神経細胞に障害を与えるアミロイドベーターペプチドを排除してくれます。
つまり、これらのタンパク質の量が多ければ認知症になりにくく、少ないと認知症になりやすいのです。
筑波大学の内田准教授によると、この血液検査方法で、認知機能健常と軽度認知障害(MCI)を約80%の精度で識別できるとのこと。
3つのタンパク質の量からABCDで判定します。
軽度認知症障害の判定
A:問題なし
B:多少のリスクはあるがほぼ問題なし
C:中程度のリスクがあるため、早急の予防対策が必要
D:高い可能性で発症する恐れがあるため直ちに専門医の診断が必要
遠隔ヒーリングで脳と体全体の血流を改善することも認知症の症状に大きな効果があります。