● 認知症予防の簡単エクササイズの本
こんにちは、若林です。
2015年2月11日(水曜日)放送のTBS「生命38億年スペシャル 最新脳科学ミステリー 人間とは何だ!?」では、愛知県大府市国立長寿医療研究センターの島田裕之博士がコグニサイズのやり方や効果などを紹介していました。
コグニサイズとは認知という意味を表す「cognition」と運動を表す「exercise」を組み合わせた造語で、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
頭を使う(認知)ことに加えて、体を動かす(運動)を同時にすることで認知症の予防につながります。
デュアルタスクトレーニング(二重課題:脳と体を同時に鍛える)と同じことを別の観点から表現している言葉です。
ただ体を動かすのではなく、少しきついぐらいの強度で動かすのがポイントです。運動した後、脈拍が1分間に120ぐらいになるのが目安のようです。
そうすると、脳の神経細胞のつながりを良くし、脳機能の低下を防ぐBDNFという物質が海馬で多く発見されるそうです。
体を動かしながら、脳を鍛える! 認知症予防の簡単エクササイズ/NHK出版
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上記の本はコグニサイズを分かり易く説明してあります。
・1人でもできる!
・運動しながら脳を刺激し、記憶力回復
・ステップ台を昇降しながら引き算をする。
・左右にステップを踏みながら3の倍数ごとに手をたたく。
体を動かしながら同時に脳も使うことは以前から脳の記憶力を回復させることに効果があると言われていますが、これから認知症予防のために何か始めようとする人は上の本を読んで行動してみると予防につながりますね。
認知症は予防が一番重要ですから。