●早歩きの習慣で認知症予防
こんにちは、若林です。
最近、私は自分の健康管理のため、お昼休みにインターバル速歩をしています。デュアルタスクトレーニングとして、一歩ずつお腹をへこめたり出したりして歩いています。
歩くだけで健康になるなら毎日やった方がいいですよね。
実際、長寿で元気な人はみなさん足腰が強いとテレビでも紹介されていました。
先日、ジュンク堂で健康法の本のおいてあるところで次の本を買いました。
あらゆる病気を防ぐ 「一日8000歩・速歩き20分」健康法: 身体活動計が証明した新健康常識/草思社
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遺伝子と生活習慣の発病への影響度の比率は、だいたい1対3程度と言われています。そして、寿命も遺伝子が関係していますが、生活習慣の影響の方が強いと考えらえられています。
別な言い方でいうと、病気や寿命(短命)に関わる遺伝子を持っていても、生活習慣によって、その遺伝子が活性化するのを抑えることができるのです。
運動不足と認知症発症の関係を示唆するデーターはいろいろあるが、運動は認知症の一種であるアルツハイマー病のリスクを3分の1に減らすという報告があります。
歩くこと(足の大きな筋肉を使うこと)は、手を使ったり、歯で噛んで食べたりすることよりも、脳の血流を促進する作用がすぐれています。
それは、筋肉をよく使うと、抹消からの刺激が神経を介して、脳細胞を活性化するからです。
上記の本では、高齢者5000人の身体活動の状態や病気の発生について、10数年にわたり緻密な追跡調査を行った結果、生活習慣などのさまざまな病気の予防に必要な1日の歩数と、それに占める早歩き時間という客観
的なデーターを導き出されたそうです。
それは、1日8000歩を歩き、その中に早歩き20分が含まれてさえいれば、さまざまな病気が予防できるということがわかったそうです。
身体活動計を持つ5000人を対象にしたアンケートデーターでは、1日平均7000歩(早歩き15分)以上を満たした人では、認知症の発症はゼロでした。
1日5000歩(早歩き7.5分)~7000歩(早歩き15分)のグループでは、認知症は1%の人しか見られませんでした。
認知症の予防には歩き以外の要素も関係しますが、1日「5000歩(早歩き7.5分)」を最低ラインとして、できれば「7000歩(早歩き15分)」を目指すと良いと言えます。
私は自分の健康管理のため毎日自分のヒーリングもしています。高齢になっても元気な状態で動きたい人は、生活習慣の改善とともに心や体の状態を改善することを生活に取り入れたらいいですね。