● ヒプノセラピー体験談
こんにちは、若林です。
人から頼まれたら、断ることができないという性格の人がおられますが、今日はその性格を変える催眠誘導を依頼されました。
体験談をいただいたのでご紹介します。
サブパーソナリティに会う: 大阪市、主婦
私の中の「断れない」という性格で少し苦労している部分があり、その要因となる「サブパーソナリティ」に会いに行ってきました。
大抵の導入部分の扉では、明るかったり扉自体もしっかりしていたり、大きかったりしていたのですが、今回は真っ暗な井戸を降り、腐った木のような扉でした。
周りの壁も茶けて汚い感じでした。
扉の向こうには、外国の町並みが広がっているのですが、私が近づくと逃げてしまいます。町に入ることもできません。
立ち止まっていると、1人の女性が近づいてきました。
その女性は、きつい顔で何やら私に怒っているようですが、声を聞くことができず、何を怒っているのかは分かりません。
でも、とても左耳が痛くなってきて、心も重苦しく、息をするのがやっとという感じです。
切れ切れに聞こえた感じでは、「おいてやってるのに、働け!」「何をそこでしているのか!」というように言っていたようです。
先生にその女性にヒーリングをしなさい、と言われ、ヒーリングをしだすと首を絞めてきました。
そこで、強い言霊で改めてヒーリングすると、今度は一目散に逃げ出すのです。
そのままヒーリングを続けると、何度も転んでは起き上がり、走って逃げていた女性はだんだん小さくなり、消えてしまいました。
私の耳や胸の痛みも、その時に取れました。
さて、町にも入れたので、様子を見ようとしたら、すでに町はなくぶどう園の中に立っているようです。
そこに1人の男性がいて、私を見てニコリと微笑みました。
話しかけようとしていると、隠れている女性に気付きました。その女性に気付いた途端、男性はいなくなり、私は女性を呼び、話かけます。
その女性は、表情は暗く、目を合わさず、おどおどした雰囲気です。
「なぜ、人に頼まれたり、遊びたくないのに約束をしたりするんでしょう?」と尋ねると、「嫌われるから」とぽつりと返事が返ってきました。
重ねて「なぜ嫌われるのですか?」との問いには「呪われているから」という返事が。
この時急に、左手首がものすごく痛みだしました。もうその女性は口も聞けない様子でしたし、私も身体が痛く重かったので、先生はハイヤーセルフを呼んでくれました。
ハイヤーセルフは、まず私の左手首を持ち、痛みを失くしてくれた後、言いました。「過去世の中で、あなたは4名に呪われています。
それぞれの人間に、左手に枷をされ奴隷のようにこき使われていました。その枷の跡が痛かったのですよ。」と。
そしてハイヤーセルフは女性に向き直り、ヒーリングを始めました。
女性はどんどん明るい表情になり、最後には子供の姿になって、ハイヤーセルフに背中をトン、と押されてどこかへスキップしていきました。
他にも断れない原因があるのかを、ハイヤーセルフに聞くと、今はまだ言えない。
とても厳しくつらいことなので、もう少し経ってから聞くように、との答えです。
それから、私にまだ残っている嫌な感じをヒーリングしてくれ、私も戻ってきました。
全ての要因が明らかにはなりませんでしたが、原因の一つである、初めにでた女性は母にそっくりでした。
「家においてやってるからこうしろ」などは言葉は優しいものの言われて育ったようなものです。
周りに嫌われることが怖いのは、こういうことが原因だったのか、と初めて気付きました。
ちゃんと浄化していただいたおかげと、最後まで先生の導きのおかげで、悪い感情やしこりは一切残らず、スッキリとした気持ちで原因を知り、終えることができました。
これからは、すぐに返事をせず、一旦考えてから、断る、承諾する、など行動に移していこうと決めました。
2006年11月19日
ヒーリングの方法を身につけていると、催眠誘導中に自分でヒーリングできるので、効果が早く出ます。